マーチンゲール法がお勧めの人

マーチンゲール法は、非常に個性的でシンプルなシステムベット法です。
その分かりやすいシステムで、多くのギャンブラーが一度はマーチンゲール法に夢を見て、使ったことがあるのではないでしょうか。

しかし結局、マーチンゲール法で最終的に勝ちを手に入れたという人の話をほとんど聞きません。
その理由は、高確率で小さな勝利を積み上げられるため、「次にもう一度やれば勝てる」という気持ちが続いて、いつか大きな金額の負けを呼び寄せてしまうためです。

しかし、世の中にはマーチンゲール法で勝利を収めている人もいます。
今回の記事では、マーチンゲール法が、おすすめの人はどのような人なのかをご紹介させていただきます。

資金が潤沢な人

マーチンゲール法でプレイする分ためには、大前提として連敗が続いた時にも倍々ゲームの賭け金に耐えられるだけの資金が必要になります。
最初に1ドルで始めたとしても、万が一10連敗してしまえば必要になる金額は1023ドルです。
最低でもこれぐらいの金額は用意しておかなければいけません。
もし1ゲーム目に賭ける金額を10ドルにしているのであれば、10連敗した時に必要な金額も単純に10倍になり、1万230ドルです。

これほどの大金を準備できるのかどうかがポイントになります。
もし、5連敗や6連敗した段階で資金がショートしてしまうような状態であれば、マーチンゲール法は使用しない方が良いでしょう。

資金が潤沢な人

自分を律することができる人

マーチンゲール法はシステムベットです。
システムベットとは、最初に決めたルールに則って賭けを進めていくという方法です。

しかし、ゲームを続けていくうちに、最初に決めたはずのそのルールを破ってしまう人がいます。
例えば「6連敗したら終了」というルールを決めていたとしても、6連敗した段階で「もう1回だけ」と思い、さらに倍の金額を賭けて2分の1の勝負に臨むギャンブラーが後を絶ちません。
最初に決めたルールを守れないのです。

また、このマーチンゲール法はやめどきが重要です。
基本的には高確率で勝てるので勝つことがほぼ当たり前なのですが、連勝するとその当たり前のことが当たり前だとわからなくなり、「これだけ連勝しているから次も大丈夫だ」と考えて止め時を見失ってしまいます。
そのため最初に「10ドル稼いだら終わり」などとやめどきを明確に決めておき、その次が来たら終わらせるという潔さが必要です。

まとめ

このように、資金が潤沢にあり、自分を律することができる人は、マーチンゲール法にお勧めだと言えます。